Kanazawa Drum Exercise、ドラム講師の金澤です
生徒さん達がチャレンジする楽曲のデモ演奏動画を作っては送ってますが、真上から撮っているので叩く場所や手順がよく分かるようにしてます。自分が叩くシミュレーション・アイテムとして役立ててください。見ながら叩くのが効果的です。決して見るだけ(観賞)にならないように。
テキストのリズムパターンのデモ演奏動画も現在作っておりますが、せっかくなのでクラウドに保存して、生徒さん達がいつでも確認出来るようにしようと考えてます(おそらくone driveで)。
少し時間がかかりますが、完成した際は案内させていただきます(^_^)/
さて、今回はセッティングについて。
スネアの高さや角度、タムの高さなど、面倒でもセッティングによって演奏に大きく影響するので、レッスンはもちろん個人練習時もスタジオに入ったら必ずセッティングをしましょう。
やり始め(1年内)は方法が分からないのでセッティングに時間がかかりますが、何度もドラムに触れているとスムーズになり慣れてくるものです。
1年経っても各スタンドのボルトの場所が分からない、タムやフロアなど名称が直ぐに分からないのは、それだけドラムに触れていない証拠。
最初のレッスンでセッティング方法のテキストを配布してますが、皆1年ほどで何も見ずに出来るようになり覚えられてます。日頃からスタジオで練習と言ってきてますが、何度も各パーツを触り構造を把握する事は叩く練習と同じです。
ここで私自身のスネアとタムのセッティングを少し紹介します。参考にしていただければ幸いです。
(画像参照)
①基本的にはスネアとフロアは同じ高さ、同じ角度です。軽く自分の方を向くように左右どちらも同じ角度でセッティングしてます。
②タムも叩きやすいように平行セッティングし、手を上げるのではなく、楽に振り下ろせるように高さをセッティングしてます。
③ポイントはスネアからタムの移動がスムーズになるよう、段差を作らないこと。これはロータムからフロアも同じです。
④スネアとハットの高さは、リズムを刻む時に互いに当たらないように開けてます。なのでセッティング順は、イスの高さ→スネアの高さと角度→ハットの高さ→タム類の高さと角度です。
他にもシンバルなど細かいセッティングはありますが、またの機会に。
小学生の生徒さん達も私のセッティング・テキストを見ながら方法を覚え、今ではスタジオに入ると直ぐにセッティングが出来るようになってます。
意外と大人の生徒さんの方がいつまでも出来ない人がいます。子供達も暇ではなく多忙です。大人の方は忙しい等を理由にせず、"ドラムが好きなら"触れる時間を少しでも多くして覚える事です。
2時間スタジオに入り、1時間セッティングの仕方を覚え、残り1時間を叩くためにスタジオに行く事も悪くないと私は思います。むしろ全くスタジオに行かないよりはマシです。
ドラムは"楽器に触れる時間=上達"なので、セッティングが出来るのも練習の一部です。





