ブログ

日記 #125 各シンバルの叩き方

2021-07-09

ドラム講師の金澤です

ドラムは大きく筒のあるドラム(バスドラム、スネア、タム)と、シンバル(ハイハット、ライド、クラッシュ)に分かれますが、叩き方もそれぞれ違います。
今回はシンバルの色んな叩き方を順に紹介します♪
(画像参照)

●Hi-Hat/チップ(ボウ)画像左上
まずハイハットの叩き方は3種類。トップ・シンバル(ハイハットの上側)のボウ部分(面)をスティックのチップ(先端)で叩く奏法/打点は赤丸部分。音量は弱いが細かく繊細で高音を出したい時に使います。ジャズのレガートやルーディメンツはこの奏法がベスト。

●Hi-Hat/ショルダー(エッジ)画像左中央
2つ目はトップ・シンバルのエッジ部分(角)をスティックのショルダー(斜めになっている所)で叩く奏法。アクセントが出しやすく低音が出るのでロック系はこの叩き方が多い。スティックが斜めに入るのでスティックが消耗しやすく、安価なスティックだと直ぐにボロボロになります(^_^;)

●Hi-Hat/ショルダー(ボウ)画像左下
3つ目はトップ・シンバルのボウ部分(面)をスティックのショルダー(斜めになっている所)で叩く奏法。私は基本的にこの叩き方です。上記2つより明るい音色でパワーも出るので安定します。
ハイハットは他にペダリング(足の奏法)がありますが、今回は手で叩く奏法を紹介しました。

●Ride/チップ(ボウ)画像右上
次はライド。基本となる刻み方はシンバルのボウ部分をスティックのチップで叩きます。カップとエッジのちょうど間の位置を叩くのが理想。意外とライドの叩く位置を見ない人が多いので叩いている時にチェックするようにしましょう。

●Ride/ショルダー(カップ)画像右真ん中
アクセントを付ける時に叩くカップ部分をスティックのショルダーで叩きます。カップの左側、もしくは右側を叩きますが、どちらでも可。スティックのチップで叩くと欠けやすくなるのでショルダーで叩くようにしましょう。又、ボウ部分とのフレーズの使い分けも大事です。

●Crash/ショルダー(エッジ)画像右下
最後はクラッシュ。一番アクセントを付けたいシンバルなので、シンバルのエッジをスティックのショルダーで叩きます。シンバルに負担を欠けないよう、エッジを叩く時は垂直(真横)からではなく斜めから叩くようにしましょう。

シンバルも色んな叩き方があり音色が違います。
しっかり練習して使い分けをしましょう。

※ここで紹介した各名称は自分でも言えるように覚えましょう。ドラマーなら♪

    受付時間

    10時~20時、スタジオ営業時間による。